20日、東京競馬場で行われた第73回
オークス(3歳牝、GI・2400m)は、
川田将雅騎手騎乗の3番人気
ジェンティルドンナが後方追走から直線では外目を伸び、2番人気
ヴィルシーナに5馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは07年
ローブデコルテの2分25秒3を1.7秒上回る2分23秒6(良)のレースレコード。さらに3/4馬身差の3着に
アイスフォーリスが入った。1番人気
ミッドサマーフェアは13着に敗れている。
勝った
ジェンティルドンナはこれで
桜花賞に続く牝馬クラシック2冠制覇。2着も
桜花賞と同じ
ヴィルシーナで、
ディープインパクト産駒は
桜花賞、
オークスともにワンツーフィニッシュとなった。また、
ディープインパクト産駒はGI5勝目にして、初めて1600m以外のGI勝利を果たした。
鞍上の
川田将雅騎手は
オークス初制覇。GIは08年
皐月賞(
キャプテントゥーレ)、10年
菊花賞(
ビッグウィーク)に続く3勝目で、すべてクラシックレース。今回は、
桜花賞で手綱をとった
岩田康誠騎手の騎乗停止に伴う乗り替わりだった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ジェンティルドンナ(牝3)
父:ディープインパクト母:ドナブリーニ母父:Bertolini血統:全姉に
ドナウブルー(
京都牝馬S-GIII)
厩舎:栗東・石坂正
通算成績:6戦4勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:12年
桜花賞(GI)、12年
シンザン記念(GIII)