27日、
大井競馬場で行われた第35回
帝王賞(4歳上、交流GI・ダ2000m、1着賞金6000万)は、
川田将雅騎乗の2番人気
ゴルトブリッツが、3番手追走から直線鋭く脚を伸ばし、1番人気
エスポワールシチーに3.1/2馬身差つけて優勝した。勝ちタイム2分03秒0(良)。さらに、クビ差の3着に3番人気
テスタマッタが入り、4番人気
ランフォルセは8着、5番人気
ミラクルレジェンドは5着に敗れている。
勝った
ゴルトブリッツは、叔父にGI7勝を挙げた
ディープインパクトを持つ良血馬。10年
東京大賞典(交流GI・7着)に続く2度目のGI挑戦で初制覇となった。
【川田騎手のコメント】
パドックも落ち着いていて、返し馬でも非常にいいリズムでした。上手にゲートも出て理想的な流れでレースを運ぶことができましたね。今日は強い馬を相手にGIを獲ることが出来ましたし、秋にはもっと大きいレースを獲れるようにしたいです。初めてGIが勝てたということで、ますますいい競馬をしてくれると思います。応援よろしくお願いします。
【吉田調教師のコメント】
スタッフ、騎手、ゴリさん(
ゴルトブリッツ号)がよく頑張ってくれました。嬉しいけど、さらに進化すると思うので、これからの課題に取り組んでいかないと、という思いです。馬の状態は非常によかったです。レースについてはゴリさんの走りしか見ていないので、他の馬のことはこれから見ます。今は「勝って兜の緒をしめよ」という気持ち。馬乗りと女性は苦手ですが、ゴリさんとともに頑張っていきます。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ゴルトブリッツ(牡5)
父:スペシャルウィーク母:レディブロンド母父:Seeking the Gold血統:叔父に
ディープインパクト(クラシック三冠などGI・7勝)
厩舎:栗東・
吉田直弘通算成績:19戦10勝(うち地方5戦4勝、重賞4勝)
主な勝ち鞍:12・11年
アンタレスS(GIII)、
マーキュリーC(交流GIII)