日本馬のレーティングが低いとか言ってられる立場ではありませんね。
「挑戦しないと勝つことも出来ない」というのはごもっともですが、
「手当たり次第挑戦する」というやり方で三冠馬やダービー馬が負けて帰ってくるようでは、日本のレースレベルが疑われてしまう。

芝の深さとか関係なしに、コース形態からして、欧州の競馬場から見れば日本なんて学校のグラウンドに毛が生えたようななものですからね。
日本にもタフなコースを作って欲しいものです。競馬の発展よりも目先の儲けが最重要らしいなので無理でしょうけど。

ディープ産駒って、走りにくい馬場になったりもまれるような展開になったら、全然ダメですね…。安定して勝ち続ける馬もいないですし…脆いイメージです。今回も外目走ってる間は手応えもそこそこよかったですが、挟まれた途端に急ブレーキでしたね…。

10回レースを妄想したら9回はいいとこなしの惨敗のイメージでした。でも、なんといってもダービー馬ですから、1回は…もしかしたら…を期待してたんですけどね…。残念でした。

ディープ祭りとか世間は騒いでいるけど、ディープ血統がすごいというより、本来ネオユニやタキオン等の他の種牡馬に回ってたであろう良血牝馬が全部ディープに集まってるから、他の種牡馬の成績が相対的に下げられてるだけだと思います。ディープ付けてる良血牝馬たちに全部ステイゴールドつけたら、日本の競馬レベル今よりもずっと上がると思います。

日本とは違う欧州競馬独特の馬場、コース形態、レース展開、またキャリアの差なんかを挙げて「力負けじゃない」なんてコメントもちらほらあるけど、そういったこと全て含めた上での勝負であって、その結果こそが現時点での能力の序列でしょう。
今回の自国のダービー馬が惨敗したっていう現実をファンもしっかり受け止めなければ、日本競馬の成長がなくなってしまうような・・。

正直、「恵まれ」で勝ったGI馬が、行っても駄目だよ。
今年のダービーは、馬場があまりに特殊すぎる。
力通りに決まってない、って。
勘違いして挑戦しても結果はともわない、ってことでしょ。

昔のダービーは28頭とか出走した時代は運と実力の両方を兼ね備えてなければ勝てなかった。
まさに運が5割、実力が5割といったところだろう。
今はフルゲートが18頭でもちろん枠順などの影響もなくはないがどちらかというと実力で勝つ馬が多いのではないかと思う。
今年のダービー馬ディープフリランテは実力ではなく運の要素の方で勝ってしまった馬だと自分は思っています。
この様な馬が海外挑戦なんていうのがそもそもの間違いだし今回の結果も当然だと思います。