25日(日)に東京競馬場で行われる
ジャパンカップに出走予定の
フェノーメノについて、今朝の調教の後、美浦トレーニングセンターで行われた共同記者会見での関係者のコメントは以下のとおり。
●斎藤吉則調教助手
天皇賞は一番人気とはビックリしましたが、初めて古馬を相手にして正攻法の競馬で2着という結果は3歳馬としては立派だったと思っています。古馬を相手に結果を出せたことは収穫でした。
天皇賞を
ピークに持っていったので、中間は体調を落とさないように努めてきましたが、疲れやダメージもなく、今度のレースに向けての調整はしっかりと出来ました。先週は蛯名騎手に乗ってもらい、今朝はウッドチップコースでの併せ馬でしたが、終いの反応を見る程度の調整でした。前回の競走の状態は維持しています。
今回のコースや距離については問題ありません。競馬が上手な点がこの馬の長所で、展開に注文がつきません。55キロになる斤量もアドバンテージになると思います。
しかし、世界でもナンバーワンになりうるオルフェーウルらが相手で、この馬はまだGIを勝っていない3歳馬ですからあくまでも挑戦者のつもりで臨みたいと思っています。
(取材:小林雅巳)
提供:ラジオNIKKEI