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グレープブランデー、差し切りVで久々重賞制覇の美酒/東海S

  • 2013年01月20日(日) 17時58分
 20日、中京競馬場でGI・フェブラリーSへ向けての前哨戦・東海S(4歳上・GII・ダ1800m)が行われ、道中は淀みない流れとなる中で中団に待機していたC.ルメール騎手騎乗の4番人気グレープブランデー(牡5、栗東・安田隆行厩舎)が3〜4コーナーで徐々に前との差を詰めながら最後の直線へ。坂を駆け上がりながら各馬が一団となる中で、残り100mで前を捕らえ切って差し切り、2番手追走から最後まで踏ん張り通した8番人気ナムラタイタン(牡7、栗東・大橋勇樹厩舎)を3馬身差突き離して優勝した。勝ちタイムは1分51秒0(良)。

 さらに1/2馬身差の3着に、先行争いの後ろでレースを進めながら、直線で脚が止まる形になった1番人気ホッコータルマエ(牡4、栗東・西浦勝一厩舎)が入った。

 その後ろ、4〜6着争3頭が並んで入線し、4着は後方からの追い上げた7番人気ソリタリーキング(牡6、栗東・石坂正厩舎)、5着は2番人気グランドシチー(牡6、美浦・相沢郁厩舎)、最内の6番人気ミラクルレジェンド(牝6、栗東・藤原英昭厩舎)が6着で確定。

 勝ったグレープブランデーは、父マンハッタンカフェ母ワインアンドローズ、その父ジヤツジアンジエルーチという血統。2011年ジャパンダートダービー(大井2000m・交流GI)を制したあとは故障もあり本調子になかったが、前走JCダートで強豪相手に5着と奮闘。その時と同じく引き続きC.ルメール騎手で挑んだここはしっかりと結果を残して見せて、フェブラリーSなど、今後に期待が膨らむ久々2度目の重賞制覇。通算6勝目となった。

【勝ち馬プロフィール
グレープブランデー(牡5)
騎手:C.ルメール
厩舎:栗東・安田隆行
父:マンハッタンカフェ
母:ワインアンドローズ
母父:ジヤツジアンジエルーチ
馬主:社台レースホース
生産者:社台ファー
通算成績:15戦6勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2011年ジャパンダートダービー(大井-GI)

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