3日、小倉競馬場で
萌黄賞(3歳・500万・芝1200m)が行われ、道中2番手を追走していた
高倉稜騎手騎乗の1番人気
ピンゾロ(牡3、栗東・領家政蔵厩舎)が楽な手応えで4コーナーを回ると、逃げて粘りに粘った4番人気
クリノタカラチャン(牝3、美浦・
天間昭一厩舎)をゴール寸前で僅かに捕らえて差し切り、ハナ差だけ抜けて優勝した。勝ちタイムは1分8秒6(良)。
さらに1/2馬身差の3着に、先行集団の直後に控えてゴール前で追い込んだ10番人気
ジンセイハオマツリ(牡3、栗東・
佐々木晶三厩舎)が入った。
なお、3番人気
モーニングコール(牝3、栗東・
角田晃一厩舎)は伸び脚を欠いて8着、2番人気
エメラルハヤブサ(牝3、栗東・西浦勝一厩舎)は、先行できず11着に敗れている。
勝った
ピンゾロは、
父アドマイヤムーン、
母メイショウユウゼン、
その父タイキシャトルという血統。前走・開幕週の
かささぎ賞では、直線で強襲を食らう形での2着。最終週の同条件へ挑んだ今回は、ゴール前できっちりと捕えてみせて、昨夏8月19日の新馬戦(小倉芝1200m)以来の通算2勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ピンゾロ(牡3)
騎手:
高倉稜厩舎:栗東・領家政蔵
父:アドマイヤムーン母:メイショウユウゼン母父:タイキシャトル馬主:西森鶴
生産者:中島牧場
通算成績:6戦2勝