9日、阪神競馬場で
阪神スプリングJ(4歳上、J.GII・障害3900m)が行われ、レース序盤は2番手を追走していた
中村将之騎手騎乗の5番人気
シゲルジュウヤク(牡5、栗東・西橋豊治厩舎)が最終周回に入ったあたりで先頭に立つと、最後の4コーナーで2番手に接近してきた昨年の
中山大障害の覇者で1番人気
マーベラスカイザー(牡5、栗東・柴田政見厩舎)との直線での追い比べを最後まで凌いで押し切り、クビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分22秒1(良)。
さらに4馬身差の3着に、2番人気
バアゼルリバー(牡7、栗東・松田博資厩舎)が入った。
なお、3番人気
テイエムハリアー(牡7、栗東・五十嵐忠男厩舎)はレース序盤の障害で落馬し、競走を中止している。
勝った
シゲルジュウヤクは、
父グラスワンダー、
母ニシノコマチ、
その父Miswakiという血統。重賞勝ちは昨年の
新潟ジャンプS以来の2勝目、障害では4勝目、通算では5勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
シゲルジュウヤク(牡5)
騎手:
中村将之厩舎:栗東・西橋豊治
父:グラスワンダー母:ニシノコマチ母父:Miswaki馬主:森中蕃
生産者:大栄牧場
通算成績:24勝5勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2012年
新潟ジャンプS(J-GIII)