31日、中山競馬場でマイルのハンデ重賞・ダービー卿CT(4歳上・GIII・芝1600m)が行われ、道中2番手で進めた
松岡正海騎手騎乗の5番人気
トウケイヘイロー(牡4、栗東・
清水久詞厩舎)が、4コーナーで先頭に立ち、直線も脚色衰えることなく、直線外から脚を伸ばしてきた1番人気
ダイワマッジョーレ(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)ら後続の追撃を振り切って逃げ切り優勝した。勝ちタイムは1分32秒6(良)。
クビ差の2着には
ダイワマッジョーレ、さらに1.1/4馬身差の3着には2番人気
ダイワファルコン(牡6、美浦・
上原博之厩舎)が入った。
なお、昨年の
年度代表馬ジェンティルドンナの姉で、3番人気に支持されていた
ドナウブルー(牝5、栗東・石坂正厩舎)は10着に終わった。
勝った
トウケイヘイローは、
父ゴールドヘイロー、
母ダンスクィーン、その父ミル
ジヨージという血統。休み明けの前走を快勝し、オープンクラスへ昇格。3歳春以来の重賞挑戦となるここでも見事結果を出した。また、
ゴールドヘイローの産駒にとってもこれが初めての
中央競馬の重賞勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
トウケイヘイロー(牡4)
騎手:
松岡正海厩舎:栗東・
清水久詞父:ゴールドヘイロー母:ダンスクィーン母父:ミル
ジヨージ
馬主:木村信彦
生産者:中村和夫
通算成績:13戦5勝(重賞1勝)