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『桜花賞は収穫があった上に勝てた』アユサン手塚貴久調教師/美浦トレセンニュース

  • 2013年05月14日(火) 12時05分
 オークス(GI・芝2400m)で牝馬クラシック2冠を狙う桜花賞馬・アユサン。激戦を制したダメージもほとんどなく、ここまで順調に調整をされている。管理する手塚貴久調教師に、2冠に向けての手応えなど話を伺った。

桜花賞は、丸山元気騎手の落馬負傷で急な乗り替わりなどいろいろとありましたが、優勝という良い結果が出てくれましたので良かったですね。クリスチャン・デムーロ騎手はテン乗りでしたが、中団で我慢をさせて直線で勝負という指示通りのレースでしたし、アユサンの能力を発揮させてくれました。

 これまで右腰が悪くて右回りに不安がありましたが、チューリップ賞(GIII・芝1600m・3着)が終わって右腰も良くなっていましたし、道中は馬込みにいましたから、外に逃げられない形になったのも良かったですね。好位の馬込みを経験できたのも収穫でした。これでオークスでの位置取りの心配もさほどなくなりましたね。収穫があった上に勝てたわけですから、本当に良かったと思います。

 レース後のケアもチューリップ賞の後よりも桜花賞後の方が楽でしたし、体も戻っていて順調に来ています。1週前追い切りも予定通りの時計で、動きも良かったですよ。今のところ、どこも不安がなくて状態が良いので、楽しみですね。距離はやってみないとわからない部分もありますが、大丈夫だと思います。

 今回は丸山騎手に戻りますが、この馬に関しては一番わかっているでしょうし、彼がチューリップ賞で3着に持ってきてくれたから桜花賞にも出走できて勝つことができたわけですからね。あれがクビ差の4着なら、桜花賞はなかったのですから。元気(丸山)がアユサンをここまで良くしてくれたと思っていますし、今回は彼が馬の力を借りて、是非オークスを獲ってもらいたいですね」(取材・写真:佐々木祥恵)

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