23日、岩手県警水沢署は
地方競馬通算4127勝を挙げ、
JRAでも1999年
フェブラリーSで岩手所属の
メイセイオペラでGI制覇を果たした岩手県競馬組合所属の現役調教師で元騎手の
菅原勲容疑者(49)を暴行の容疑で逮捕した。
菅原容疑者は、23日深夜に岩手県奥州市の飲食店内で酒を飲んでおり、その際に知人男性に対して殴るなどの暴行を行い、店員が警察に通報。駆け付けた警官は、暴行容疑で菅原容疑者をその場で現行犯逮捕した。
逮捕当時、菅原容疑者は酒に酔っていたとみられ、容疑については大筋で認めているという。
菅原容疑者は、1981年10月に岩手競馬所属で騎手デビュー。1991年には150勝を挙げて同地区の初のリーディングジョッキーに輝くと、その後も騎手を引退する2012年3月31日まで同地区のリーディング11回、
地方競馬通算では史上5位の通算4127勝など名手として知られる。調教師転身後も、昨年は51勝を挙げて同地区5位、2013年も7月23日現在で15勝を挙げて活躍している。
JRAの舞台でも、岩手の名馬
メイセイオペラで参戦した1999年
フェブラリーS(GI)で、同レース史上唯一の地方所属馬による制覇を果たした。