8月10日(土)の新潟11R
新潟日報賞に出走予定の
サイレントソニック(牝5・
国枝栄厩舎)、
ダンスファンタジア(牝5・
藤沢和雄厩舎)、
ルリニガナ(牝5・
小野次郎厩舎)、
スイートサルサ(牝3・
菊川正達厩舎)、
イチオクノホシ(牝4・
矢野英一厩舎)、同じ
矢野英一厩舎で今週新潟でデビュー予定の
ラフェットデメール(牝2)についての陣営のコメント。
サイレントソニックについて、
国枝栄調教師。
「前走(豊明S・3歳以上1600万下・芝1400m・4着)は、内枠でスタートも良かったので前で競馬をしましたが、今回は新潟競馬場なので、ある程度末を生かす競馬の方が良いかなと思っています。前走後も順調に来ていますし、追い切りではいつも半マイルから
ビュンビュン行く馬なので、あれで良いと思いますよ」
サイレントソニック担当の田村亮平調教助手。
「まじめな性格で、それがレースに行って良いのでしょうね。毎回、一生懸命走ってきてくれます。手がかからなくて、飼い葉も良く食べてくれますし、可愛いですよ。今回はこの馬なりに落ち着いていて雰囲気も良いです。燃えているけど我慢がきいているという感じですね」
※
サイレントソニックは回避となりました
ダンスファンタジアについて、
藤沢和雄厩舎の津曲調教助手。
「前走のTVh杯(3歳以上1600万下・10着)は、1200mで忙しく、追走に手間取った分、いつもの終いの切れがなかったですね。1ハロン距離が延びるのはプラスだと思います。上がりの速い競馬にも対応できますよ。函館から帰ってきた後も元気ですし、追い切りの動きも良く、良い状態で臨めそうです」
ルリニガナについて、
小野次郎調教師。
「前走の函館日刊スポーツ杯(3歳以上1600万下・芝1200m・3着)は、前半33秒を切るペースで行ったわりには、よく粘ってくれました。先週日曜日に併せ馬で65秒台とある程度やっていますので、今週は馬也でした。北海道から帰ってきて中2週なので、これで十分でしょう。新潟の内回りの1400mも合っていますし、今回は乗り慣れた松岡騎手になるのも良いと思います。逃げるか、外目めの2、3番手からのレースになるでしょう」
スイートサルサについて、
菊川正達調教師。
「
オークス(GI・芝2400m・7着)以来になりますが、ここを目標に早めに戻して順調に調整できました。良い仕上がりです。以前に比べると、精神面で落ち着きも出てきました。今回は
オークスから大幅に距離が短縮になりますが、長いよりも短い方が良いと思います。スタートも安定してきましたし、内回りコースですから、中団で脚をためて切れ味を生かしてほしいですね」
イチオクノホシについて、
矢野英一調教師。
「先週ポリトラックコースで速い時計が出たので、今週は坂路で軽めにやりました。時計はやればいくらでも出る馬ですからね。前走のヴィクトリアM(GI・芝・1600m・11着)後は放牧に出たのですが、体が減って放牧先から戻ってきましたので、どのくらい体が戻ってきているか、あとは今週追い切った後にどれだけ変わり身を見せてくれるかですね。準オープンでは実績もありますし、久し振りにまた蛯名騎手が乗ってくれるので楽しみです。短距離が合っていますし、1400mは良いと思います」
同じく
矢野英一厩舎の
ラフェットデメール(牝2・
父ブライアンズタイム)が、11日(日)の新潟6Rの牝馬限定の新馬戦(芝1600m)でデビュー予定。曾祖母に
ローズS勝ちの
スターバレリーナ、祖母に
中日新聞杯勝ちの
グランパドドゥ、叔父に今年の函館ス
プリントSなど重賞3勝の
パドトロワがいる良血だ。
矢野英一調教師のコメント。
「ゲートはさほど速くはないですね。もう少し前向きさを見せてほしいですね。ゲートはさほど速くないので、ゲートを出てからどのくらい反応できるかが鍵ですね。血統的にも馬自体も良いですから、将来的に楽しみです。良くなってくるのはまだ先かもしれないですけど、牝馬限定戦ならやれそうです」(取材・写真:佐々木祥恵)
※
ラフェットデメールは回避となりました