ミルコ・デムーロ騎手を背に、
ジャパンCへ向けた最終追い切りを行った
エイシンフラッシュ(栗東・
藤原英昭厩舎)。いつものように、調教馬場入り前の輪乗り時に、ジョッキーが
フラッシュの首筋を優しく撫でるシーンもあって、Cコースへ向かった。
エアラギオールを追走する形だったが、7F標識地点では、すでに射程圏に入るような間隔なっており、向正面では2馬身ほど追走するような形だった。しかし、前を追い抜く、折り合いを欠くといったシーンはなく、鞍上の指示を待つ
エイシンフラッシュ。直線大外を回る相手の内から、手前を替えるとグンと加速。相手を大きく突き放して、先着のゴールとなった。6F81.8〜5F65.9〜4F51.0〜3F37.7〜1F12.2秒と速く、文句ない最終追い切りとなった。(取材・写真:井内利彰)