評判馬を退けてメイクデビューをモノにしたのは6番人気の
レッドルシファー(牡、
父ディープインパクト、栗東・矢作)。道中は好位外めの4番手を追走。先行馬が抵抗を見せるなか、しぶとく伸びてゴール前で混戦から抜け出した。勝ちタイムは1分51秒4。首差の2着は2番手から運んだ5番人気の
オースミフブキ。圧倒的な1番人気に推された
トーセンデュークはさらに鼻差の3着。前有利の流れを後方から外を回って差し込んだが、上位2頭にわずかに及ばなかった。
川須は「体が弱くて坂路では動けていなかったけど、実戦で良さが出てくれればと思っていた。その通りに(結果が)出てくれました」と力強くうなずく。「直線でもしのいでくれたし、根性がある。これからの馬だと思います」と期待を寄せた。
提供:デイリースポーツ