3月16日(日)に阪神競馬場で行われる
フィリーズレビュー(GII・3歳OP・芝1400m)に出走する
エスメラルディーナ(牝3・
斎藤誠厩舎)について、
斎藤誠調教師に取材した。
「新馬で勝った時はダート戦だったので、前走の
ジュニアC(OP・芝1600m)は初めての芝のレースで、牝馬も1頭だけの出走でしたからどうかなと思いましたが、レース運びのうまさもありましたし、強かったと思います。
レース後は熱が上がったりと体質的に弱い面があって、厩舎で様子を見てから放牧に出しました。戻ってきてからは、体もしっかりしてきましたし、心配はないと思います。
先週の坂路での追い切りは、時計のかかる時間帯でしたが、全体の2番目の時計でした。今週(3/12)は、坂路で単走での追い切りでした。馬也でしたが、予定より時計が速かったですね。でも無理はしていませんので、大丈夫だと思います。
これで2連勝ですが、初戦はダート、2戦目は時計のかかる中山の芝ということで、今回は一線級相手ですし、速い芝への対応が鍵になるでしょう。
スタートから厳しいレースになると思いますので、速いペースについていけるよう、そして最後まで残れるように調整をしてきています。
外国産馬なので輸送にも強いですし、精神的にも逞しさがあります。前向きさのある馬で良いポジションも取りやすいので、距離短縮はむしろ良いと思います」(取材・写真:佐々木祥恵)