5月18日(日)に東京競馬場で行われる
ヴィクトリアマイル(GI・芝1600m)に出走する
ホエールキャプチャ(牝6・
田中清隆厩舎)について、
田中清隆調教師の共同記者会見の様子をお伝えする。
「今日の最終追い切りは、予定通り坂路で行いました。上がりも問題ないですし、順調です。
前走の
東京新聞杯(GIII・芝1600m・1着)は思ったより走ってくれましたし、良いレースができたと思います。
無理して詰めて使うこともないと思いまして、前走後は短期放牧に出してゆっくりやっていこうということになりました。
ヴィクトリアマイルに向けては、順調に来ています。
一昨年は挑戦者的な立場で臨んで勝つことができましたが、昨年は体調をその前に崩しておりまして、レースの時は7、8分くらいの感じかなと思っていましたが、東京のマイルは走りますし、接戦に持ち込んでハナ差負けましたけど、それなりの結果は出せました。
今年は去年に比べると具合も良いですし、見苦しい競馬はしないと思います。
東京コースは、コーナーがゆっくりしていて直線が長いのが、良いのではないでしょうか。馬がマイルの走り方を知っているというようなレースをしてくれますね。
乗っているジョッキーですし、特に指示はしないですけど、流れに乗って終いを生かすレースをしてほしいと思います。
何とかもう1つGIを獲りたいと思っていますので、応援よろしくお願い致します」(取材・写真:佐々木祥恵)