現地時間18日、
シンガポール・クランジ競馬場で行われた
シンガポール航空国際C(3歳上・GI・芝2000m・12頭立て・1着賞金171万星$)に、日本の
トウケイヘイロー(牡5、栗東・
清水久詞厩舎、
四位洋文騎手)が出走。
レースは、
トウケイヘイローが予定どおり先手を取って最後の直線を迎えたものの、粘り切ることができず4着に終わった。勝ったのはT.
ベリー騎手騎乗の
ダンエクセル(セ6、香港・J.ムーア厩舎)。
2着はフランスの
スモーキングサン(牡5、仏・P.バリー厩舎)、3着は昨年の勝ち馬で1番人気の
ミリタリーアタック(セ6、香港・J.ムーア厩舎)だった。
【関係者コメント】
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四位洋文騎手
「ゲートがうるさいと聞いていたんですが、よくがまんしてくれました。道中かなり力んで走っていて、ケンカをしないように、
札幌記念のレースを意識して走りました。ドバイからの間隔が短い中で、よくがんばってくれたと思います」
・
清水久詞調教師
「昨日も今朝もゲート入りの練習をして、ちょっと嫌がるところを見せていたんですけど、競馬では一旦躊躇したくらいでうまく入ってくれて、中で待たされたんですけど何事もなく辛抱していました。スタートもジョッキーが上手に決めてくれました。
外目の枠からのスタートで、香港で一緒に走った馬もいますし、簡単には行かせてもらえないとは思ってたんで、(先頭に立つまで脚を使ったのは)仕方がなかったと思っています。道中はちょっとムキになるところは見せていましたけど、この馬の
スタイルで競馬ができたと思います。
ジョッキーがうまく3コーナー手前から離してくれて、この馬の展開で、よしよしと思ったんですけど……。1コーナーまで行き切るのに脚を使ってますし、このメンバーを相手によく頑張ったと思います」
【日本馬プロフィール】
◆
トウケイヘイロー(牡5)
騎手:
四位洋文厩舎:栗東・
清水久詞父:ゴールドヘイロー母:ダンスクィーン母父:ミルジョージ馬主:木村信彦
生産者:中村和夫
通算成績:22戦8勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2013年
札幌記念(GII)