――
桜花賞優勝を振り返って
「あの子のリズムで競馬ができました」
――
桜花賞優勝は川田騎手にとっても価値のあるものだったのでは?
「はい。僕個人のことを思えば、いい経験をさせてもらったと思います。でも、何よりもあの子がGI馬になれたということがあのレースで一番の収穫でした」
――この中間、追い切りには乗っていないが様子を見ての印象は?
「特にないですね。普段どおり、いつもどおりかな、と思います」
――2400mについては?
「この時期の女の子で2400が得意な子はそうそういないと思うので。この子も1600mまでしか走ったことがないですから、そこはどうかわからないですけど。ただ、絶対的な能力が高いですから、いつもどおり乗るだけです」
――
オークスでの騎乗、気をつけていることは?
「いつもどおり、リズムよく。それだけですね」
――今の気持ちを
「
桜花賞においても目いっぱい走ったわけではないので。乗っている感覚ではもっと伸びそうな雰囲気がありますし。距離は伸びますけど、今回どれだけの競馬ができるのか。改めて、ひじょうに楽しみです」
――ここ2週、東京は前残りのレースが続いているが?
「馬場のことを思っても、それでどうこうできる子ではないので。何よりもこの子が気持ちよく走りさえすれば、それでいいと思います」
――最後にひとこと
「ひじょうにファンの多い子だと思いますし、あれだけ印象的な競馬をしてますから。今回もこの子なりに頑張っていると思うので、また応援していただけたらと思います」(取材・写真:花岡貴子)