――桜花賞の内容を振り返ってください
「まぁまぁ、わたしはあれで納得しているんですけどね。もともとは後ろから行く馬。自分なりには遅れていても別に心配していませんでした」

――4コーナーでは後方でしたが
「じゅうぶん間に合うと思っていたんですけど、あれで負けたら仕方ないな、と」

――他の馬との違いは？
「瞬発力もすごいですけどね。行きだしてからが凄いですよね、他の一流馬より、数段に。それだけだと思いますけどね」

――たくさんの名馬を管理してこられましたが？
「違うような気がしますがね。行きだしてからが速い。それまではかなり時間を要するけれど」

――オークスに向けての調整は？
「うちは変わったことしないから、返事のしようがない」

――昨日の最終追い切りは？
「時計的にはあれでじゅうぶんだと思います。まぁ、いちばんいい調教ができたんじゃないですか」

――評価という点では？
「いつもと変わらず。としか言いようがないですよ」

――桜花賞と比べて上積みは？
「みんな上積み、上積みっていうけどね。そう聞かれるのが困る。これ以上よくなったら、どうする(笑)」

――桜花賞と同じくらいの状態でしょうか？
「えぇ」

――距離は？
「負けたときは距離が合わなかったとしか言いようがない」

――東京コースは？
「自分なりには大丈夫だと思う。(左回りは)新潟とかいろんなところを走っている。輸送についても心配していない」

――オークスについては？
「まぁ、相手がいることだからわからんけども。自分では大丈夫だと思っています」

――この馬はいったいどこまで強くなるのか？
「それは俺もわからん。無事でいってくれたら、それでいいと思うし」

――秋への展望も含めて、抱負をお願いします。
「ひとつひとつ無事にこなしていって、いけるところまで行こうと思います。応援よろしくお願いします」(取材・写真：花岡貴子)