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ハープスター退けた!ヌーヴォレコルトが女王の座を奪取!/オークス

  • 2014年05月25日(日) 18時56分
 25日、東京競馬場でオークス(3歳・牝・GI・芝2400m)が行われ、中団でレースを進めた岩田康誠騎手騎乗の2番人気ヌーヴォレコルト(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)が、直線に入って初めこそ狭いところにいたものの、進路を確保してから脚を伸ばして残り200m地点で抜け出し、大外から猛追する1番人気ハープスター(牝3、栗東・松田博資厩舎)をクビ差退けて優勝した。勝ちタイムは2分25秒8(良)。

 さらにクビ差の3着には、内を抜けてヌーヴォレコルトを追った3番人気バウンスシャッセ(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)が入った。

 勝ったヌーヴォレコルトは、父ハーツクライ母オメガスピリットその父スピニングワールドという血統。チューリップ賞で2着、桜花賞で3着とハープスターの後塵を拝してきたが、この大一番で見事逆転を果たし、女王の座に輝いた。また、鞍上の岩田康誠騎手は、この勝利で5大クラシック制覇を達成した。

【勝ち馬プロフィール】
ヌーヴォレコルト(牝3)
騎手:岩田康誠
厩舎:美浦・斎藤誠
父:ハーツクライ
母:オメガスピリット
母父:スピニングワールド
馬主:原礼子
生産者:社台ファー
通算成績:6戦3勝(重賞1勝)

【勝利ジョッキー・岩田康誠騎手のコメント】
 馬の状態も良く落ち着きもあったので、正攻法で負けたら仕方が無いという競馬をしました。本当に賢い馬で折り合いもつきますし、左回りも上手なので距離は保つと思いました。

 (レースでは)終始リラックスして4コーナーを迎えて、直線で前が空くのを待って追い出しました。内(バウンスシャッセ)と外(ハープスター)の気配は感じていましたけど、馬の余力は残っていたので、なんとかもってくれと思っていました。

 (5大クラシックを制覇して)それ自体は嬉しいのですが、自分のふがいない騎乗で後藤(浩輝)騎手に怪我をさせてしまったのを反省しています。1日も早い復帰を願っています。

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