皐月賞3着馬
ウインフルブルームを送り出す宮本師は「申し分なく、いい状態で臨めると思いますよ」と興奮気味に切り出した。中尾謙太郎厩舎の持ち乗り助手時代、競馬の祭典には
ナリタキングオーで挑戦(95年=11着)しているが、調教師としては初の挑戦だ。
「
ナリタキングオーの時、歓声の地響きがすごかったのを覚えています。今回、肌で(ダービーを)実感できるのがうれしい」と指揮官は武者震いする。持ち前の先行力を武器に安定して成績を残してきた。「2400mは走ってみないと分からないけど、こなせると思う。この馬のリズムで運べれば」。98年ダービー馬
スペシャルウィークを父に持つ素質馬が、しぶとい走りで大仕事を狙う。
提供:デイリースポーツ