2冠奪取へ順調そのものだ。
皐月賞馬
イスラボニータの最終リハは美浦Wで併せ馬。6Fで1秒1追走した
コスモトゥルーラヴ(5歳1000万下)に半馬身遅れたが、終始楽な手応えで6F82秒8-37秒7-12秒8を記録。派手なパフォーマンスこそなかったが、軽快な動きで文句なしの態勢を整えた。
先週に続いて騎乗した主戦の蛯名は「やろうと思えばいくらでも動くけど、きょうは最後に馬体を合わせるイメージで乗った。やって
テンションが上がっても困るし、内容的に軽過ぎてもね」と意図を説明すると「全体としては良かった」と満足げな表情を見せた。
デビュー戦を飾ったのが昨年6月2日の東京競馬場。同じ舞台で2冠奪取にチャレンジする。栗田博師は「使いながらクラシックを意識してきたが、デビューからちょうど1年でダービー。不思議なものを感じるね」と柔らかな笑み。4戦全勝の東京コースで、
皐月賞馬がさらなる勲章を手にする。
野心を抱いての参戦だ。
京都新聞杯6着の
スズカデヴィアスは栗東坂路で
メドウラーク(3歳未勝利)との併せ馬で4F54秒2-39秒5-12秒6をマーク。手応えは見劣ったが「しまいを伸ばしたが、いい動きだった」と橋田師は満足そうにうなずく。中2週続きでの臨戦にも「すごく状態が良く、気合が乗っている。2400mに延びることも、この馬にはいいと思う」と前を見据えた。
提供:デイリースポーツ