決して代役ではない。このレースを目標にしていた僚馬
スピルバーグが骨りゅうにより出走を見送り、
ペルーサは急きょ参戦が決まった。「同じ馬主さんだからね。最初から2頭使ってもいいくらいに出来上がっているし、程良く気合も乗っているよ」と藤沢和師。
巴賞(7月6日・函館、芝1800m)の予定を繰り上げての出走で10年
青葉賞以来、約4年ぶりの復活勝利を狙う。
ゲート難、ノドの手術など何度も試練を乗り越えてきた。前走の
白富士Sは1年8か月ぶりの実戦で12着に終わった。「ノド鳴りはもう心配ない。追い切りもかなりやっているし、いい状態だよ」。7歳となったが、能力は衰えてはいない。「まだまだできるでしょう。頑張ってもらわないとね」。豪脚再び-。10年の秋の天皇賞2着馬が府中の杜で輝きを取り戻す。
提供:デイリースポーツ