北の一番星は
キングヘイロー産駒の
スルターナ(牝、栗東・昆)だ。向正面半ばで4頭横一線の先陣争いから抜け出すと、直線では後続を突き放して57秒5のタイムで1番人気に応えた。全兄
トキノフウジンは全5勝をダートで挙げているが、近親には09年の春秋ス
プリントGIを制した
ローレルゲレイロがおり、芝砂兼用での活躍が期待できそうだ。2馬身半差の2着は勝ち馬の直後の位置から運んだ2番人気の
タケデンタイガー。さらに3/4馬身差の3着にはゴール手前で差を詰めた4番人気の
シーユーアゲンが入った。
「スタートが決まったし、1000mだから位置を取りに行った。最後までしぶとかった」と四位は勝ちっぷりをたたえた。
提供:デイリースポーツ