2歳女王
ローブティサージュが新味を求めて6F戦に参戦する。一昨年の阪神JFを勝って以来、掲示板にすら載れないでいたが、2走前の
阪神牝馬Sで3着と好走。徐々に復調の兆しを見せ始めており、ムードは決して悪くない。1週前追い切りは15日に函館Wで行われ、中間初時計となる5F70秒2-14秒0(馬なり)をマーク。状態の良さは変わりなく、直前のひと追いで仕上がりそうな雰囲気だ。「この距離は初めてだけど、(勝ち鞍のある)洋芝なら対応しやすいんじゃないかなと思っている」と須貝師。「何とかもう一度タイトルを獲らせたい」と女王復活へ期待を寄せた。
短距離王国・西園厩舎が送り込む
ハノハノ。近2走は(4)(3)着と一時の不振は脱した様子で、上り調子で重賞にチャレンジする。「好走しているのがオープン特別で、重賞になるのがどうかですね。内枠を引いて、ロスなく立ち回れるようならと思っています」と指揮官から強気な言葉は聞こえてこなかったが、ここまでの調整は順調。4日に栗東坂路で4F52秒9-12秒6(強め)をマークしたあと、10日に函館へ出発し、入厩後も元気な姿を見せている。混戦に強く、馬群を割れる勝負根性が持ち味。勝負がもつれるようならチャンスは十分にある。
提供:デイリースポーツ