26日に新スタンドをグランドオープンする札幌競馬場の内覧会が8日、来賓、報道関係者ら約370人を集めて行われた。出席した
武豊は「多くのファンの方に来ていただきたいですね。我々、騎手も、これだけの素晴らしい施設に見合うような騎乗ができれば」と新たなスタンドの完成を祝った。
一昨年10月から改築工事を開始し、総工事費約140億円を投じてできあがった新装札幌競馬場の目玉は、何と言っても屋上の「もいわテラス」だ。競馬場としては初めて設けられた施設で、広さは約3500平方メートル。コース全体はもちろん、藻岩山、札幌市内の町並みが一望できる。同競馬場の河原太一場長は「テラスでビールを手に、競馬を見るのは最高ですよ」と観戦
スタイルを提案していた。
ほかにもパドックからコースに向かう馬を間近で見学できる「はなみち」などが設けられている。関係者は「一昨年の来場者は約18万人(開催14日間)。今年はそれを上回るように」と期待していた。
提供:デイリースポーツ