9日、
大井競馬場で第16回
ジャパンダートダービー(GI・3歳・ダ2000m・1着賞金4500万円)が行われ、後方でレースを進め、3〜4コーナーでポジションを上げた
秋山真一郎騎手騎乗の2番人気
カゼノコ(牡3、栗東・
野中賢二厩舎)が、直線外から脚を伸ばして、13年ぶりの南関東3冠制覇を目指した地元の1番人気
ハッピースプリント(牡3、大井・
森下淳平厩舎)をゴール寸前で捕らえ、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分3秒9(稍重)。
さらに1/2馬身差の3着に6番人気
フィールザスマート(牡3、美浦・
新開幸一厩舎)が入った。なお、3番人気
ランウェイワルツ(牡3、栗東・
音無秀孝厩舎)は5着に終わった。
勝った
カゼノコは、
父アグネスデジタル、
母タフネススター、
その父ラグビーボールという血統。
JRAの500万・鳳雛Sに続く3連勝、ダートに限れば4走前の未勝利戦から4連勝で一気に3歳ダート王の座に登りつめた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
カゼノコ(牡3)
騎手:
秋山真一郎厩舎:栗東・
野中賢二父:アグネスデジタル母:タフネススター母父:ラグビーボール馬主:ヌデ嶋孝司
生産者:田中裕之
通算成績:12戦4勝(重賞1勝)
【勝利ジョッキー・
秋山真一郎騎手のコメント】
ゴールした時はちょっとわかりませんでしたが、勝てて良かったです。スタートしてすぐに不利を受けて減速してしまったので、開き直って馬の走りたいようにいこうと思いました。手応えは良かったので、これなら反応してくれるかなと思いました。いい馬に乗せていただいて、関係者の方々に感謝しています。