3頭併せの真ん中からグイッと伸びた。好位を追走した2番人気の関東馬
ロンバルディア(牡、
父マンハッタンカフェ、美浦・畠山吉)が勝負根性を発揮し、1分25秒9のタイムでたたき合いを制した。上位馬は行き脚がついてハナを奪った6番人気
トーホウバード(12着)を見る形。直線を向いて先頭に立った1番人気
ニューエディション(3着)と内の3番人気
ラッフォルツァート(2着)の間に入る厳しい位置から力強く脚を伸ばした。伸び返した2着馬とは半馬身差、3着馬はさらに首差でのゴール。
母は09年の
アネモネSで2着した
アンプレショニスト。「ケイコではハミを頼って走るところがあったが、実戦では芝が合うのか、うまく
バランスを取って走っていた。最後は手応え良く伸びてくれました」と北村宏。畠山吉師は「狭いところに入って挟まれたけど、よくしのいでくれたね」と満足そうだった。
提供:デイリースポーツ