どちらも譲らなかった。3番人気
メイショウオヤシオ(セン、
父メイショウボーラー、栗東・浅見)と4番人気の
オーミアリス(牝、
父ホワイトマズル、栗・藤沢則)が、1分9秒8のタイムで1着同着となった。逃げた14番人気
カシノツバサ(5着)を見ながら、道中は2番手に
メイショウオヤシオ、3番手に
オーミアリスの形。先に前者が抜け出したが、ゴール手前で後者が猛追。並んでのフィニッシュとなった。2馬身差の3着は外から差を詰めた5番人気の
シゲルチャグチャグ。なお、1番人気
ディアエナは行き脚がつくと好位のインへ。直線で進路を見つけるのにやや手間取りながらも脚を伸ばしたが、さらに首差の4着までだった。
00年以降で4例目となる“新馬戦1着同着”となった。前者の松山は「すんなり行けて追っての反応も良かった。使って良くなりそう」と上積みを期待。また、次戦に小倉2歳S(9月7日・小倉、芝1200m)を予定する後者の北村友は「直線で手前を変えたら真っすぐに走った。いい内容」を笑顔を見せた。
提供:デイリースポーツ