5度目の挑戦で重賞初制覇。サ
マースプリントシリーズ第4戦「第49回
北九州記念・GIII」(芝1200m)は24日、小倉11Rに18頭で争われ、好位の内めを追走した8番人気の
リトルゲルダ(栗東・鮫島)が先行して粘りこみを図る13番人気
メイショウイザヨイ(2着)をゴール前で鼻差かわし、初の重賞タイトルを獲得した。勝ちタイムは1分7秒5。さらに半馬身差の3着には17番人気の伏兵
カイシュウコロンボが入り、3連単は395万円超の配当となった。なお、中団からレースを進めた1番人気の
エピセアロームは直線で伸び切れずに7着に敗れた。
10年の
福島記念(
ダンスインザモア)以来の重賞制覇となった丸田は「荒れた馬場なのに、馬がハミをくわえて進んでいって、ボクはそれに合わせていただけ」と謙虚に話すが、位置取り、仕掛けのタイミングは起用した鮫島師が思い描いていた通り。「うまく乗ってくれたね」と手放しで喜ぶ好騎乗だった。
次戦は強敵が待ち受ける
セントウルS(9月14日・阪神、芝1200m)。「次はもっと良くなるよ」と、トレーナーは12年の
パドトロワに続くサ
マースプリント制覇へ野心満々だ。
提供:デイリースポーツ