話題の芦毛馬が満を持しての登場だ。
ネージュドール(牡2歳、栗東・高橋康)が日曜新潟5R(芝1600m)にスタンバイ。高橋康師は「馬体はふっくらとしているし、いい状態だと思います」と、仕上がりの良さに自信をのぞかせた。
JRAブリーズアップセール出身で、オーナーは元調教師の池江泰郎氏。自らが手掛けた
ステイゴールドの産駒に「楽しみですね。無事に競馬を迎えられたら」と、かつての名伯楽は期待を膨らませる。脚部不安で中京デビューが先延ばしとなったが、中間はじっくりと立て直しに専念。「最終追い切りの動きも良かったし、(出走を自重した)影響はなさそう。競馬の日が待ち遠しいね。調教師時代とは、馬を見る角度が違うだろうから」と愛馬の初陣を心待ちにする。
愛弟子にあたる指揮官も、尊敬する師匠の“馬主デビュー”に向けて力を込めた。「最近、
ステイゴールドに似てきた感じがしますね。初戦でどういう競馬ができるか分からないけど、何とかいい結果を出したいですね」と笑顔を見せる。父譲りの豪脚で期待に応えたい。
提供:デイリースポーツ