良血馬の対決は1番人気の
ディープインパクト産駒レトロロック(牡、栗東・角居)に軍配が上がった。タイムは1分49秒8。内枠を生かしてハナを奪った曽祖母に83年の
オークス馬
ダイナカールを持つ2番人気
パイオニアステップ(2着)が逃げ込みを図ったが、中団から4角でスッと加速して直線では余裕を持ってかわし、最後は半馬身差をつけた。人気通りに上位2頭が後続を大きく離してゴールを迎え、さらに5馬身差の3着には3番人気の
タイセイラビッシュが入った。
「調教の段階から素質を感じていた。今のままの落ち着きを保ってくれれば、これからが本当に楽しみ」と浜中は能力の高さを感じ取る。祖母は93年
マイルCSを勝った
シンコウラブリイ。勝ちっぷりの良さからも今後の飛躍が期待される。
提供:デイリースポーツ