サマー2000シリーズ・チャンプへ、
メイショウナルトが文句なしの最終リハを行った。
整地されたあとの栗東CWで単走追い。徐々にピッチを上げて行くが、決して無理はしない。直線を向くと、鞍上からの軽い合図に瞬時に反応し、最後は上々の切れ味を披露。6F81秒3-38秒1-12秒5のタイムをマークした。動きを見届けた武田師は「以前ほどの迫力は見せなくなったが、その分、動きがスムーズになったね。このところは(精神的に)落ち着いている」と目を細めた。
一時はレースで走るのをやめてしまうという、気ムラな面ばかりが目立っていたが、ここ2走は
七夕賞V、
小倉記念3着と「集中して走れていたね」と振り返る。それでも指揮官は「俺はまだ信用していないけどね」と苦笑いだが、「輸送減りすることを考えて、うまく調整できれば」とうなずく。
ここを勝てば確実にサマー2000シリーズ王者のタイトルが手に入るが、「結果はあとからついてくるものだから」。あくまでも自然体で臨む構えだ。
提供:デイリースポーツ