母ミンナノアイドルは日本競馬史に残る
アイドルホース・
オグリキャップの最後の産駒。4番人気の
ストリートキャップ(牡、
父ゴールドアリュール、美浦・斎藤)が鮮やかに抜け出し、1分48秒4のタイムで初陣を勝利で飾った。道中は5、6番手のインを追走。直線に入って逃げる2番人気
レッドルモンド(2着)を目標に追いだされると、一気に加速して先頭へ。芦毛の馬体を弾ませ、1馬身3/4差をつけてゴールした。さらに半馬身差の3着は6番人気の
ディリジェンテ。1番人気の
サクラティンクルは好位追走から伸びを欠き7着に終わった。
岩田は「流れに乗れて、いい勝ち方をしてくれた」とセンスの良さを褒める。母、祖父、祖母が全て芦毛で、毛色は明らかに母系から受け継いでいる。斎藤師は「味のある勝ち方。話題性もあるし、大事に育てていきたい」とうなずいた。
提供:デイリースポーツ