半姉に07年
ファンタジーSを勝った
オディールを持つ4番人気の
クレスト(牡、
父マンハッタンカフェ、栗東・橋口)が、1分49秒8のタイムでデビュー戦を快勝した。道中は離して逃げた7番人気の
イチザサムライを見る形で2番手を追走。勝負どころで前に並び掛けると、直線では好位から差を詰めた3番人気の
オデッタ(2着)の追撃を半馬身差で抑えてゴール板を駆け抜けた。さらに2馬身半差の3着は
イチザサムライ。なお、1番人気の
セルリアンセレーノは8着に終わった。
この勝利で区切りの30勝目をマークした松若は「ずっとフワフワしていたけど、最後は後ろが来た分、伸びてくれた。力が残っていそうだし、伸びしろもありそう」と笑顔。97年阪神3歳牝馬S(現阪神JF)2着の
母キュンティアも管理した橋口師は「パドックでチャカつくところを見て、母を思い出した」と振り返り「伸びしろがありそう」と今後に期待を寄せた。
提供:デイリースポーツ