今年は新潟で行われる伝統のハンデ重賞、
京成杯オータムH。ここには前走で復活を果たした
サダムパテックや、同条件の
関屋記念を制した
クラレントなどが出走を予定している。主な有力馬は次の通り。
■9/14(日)
京成杯オータムH(3歳上・GIII・新潟芝1600m)
サダムパテック(牡6、栗東・
西園正都厩舎)は前走の
中京記念で一昨年の
マイルCS以来の重賞勝ち。58キロの斤量を背負っての勝利だけに価値が高い。ここもハンデは背負うだろうが、力はここでも上位だし、枠などの条件が整えば再度好走しそうだ。
クラレント(牡5、栗東・橋口弘次郎厩舎)は常に重賞戦線で上位争いを演じる実力馬。前走の
関屋記念を制して改めて力のあるところを示したし、ここも上位争いに持ち込んでくるだろう。
エキストラエンド(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)はここ2走の結果が出ていないが、力はここでも上位争いできるものを持っている。前走は大きく出遅れているだけにスタートがカギとなるが、巻き返しを期待。
エクセラントカーヴ(牝5、美浦・
堀宣行厩舎)は昨年のこのレースの覇者。前走内容に良化の兆しが見えたし、引き続きの同条件で復活が期待されるところ。
その他、
ショウナンアチーヴ(牡3、美浦・
国枝栄厩舎)、
タガノブルグ(牡3、栗東・
鮫島一歩厩舎)、
キングズオブザサン(牡3、栗東・
荒川義之厩舎)といった3歳勢が古馬相手にどれだけやれるかにも注目したい。発走は15時45分。