見限るのは早計だ。
ショウナンアチーヴは、5走前の
朝日杯FSで2着、3走前のニュージーランドTでは重賞Vを決めている。前走(6着)の
関屋記念は休み明けでプラス14キロ。古馬と初対戦だったことを考えれば、勝ち馬と0秒6差なら悲観する必要はない。
国枝師は「状態は悪くなかったと思う。ただ、直線で前が詰まる不利もあったし、ちょっとちぐはぐなレースだった。それでも初の古馬相手でよく走っていたよ」と振り返る。
このレースは秋のマイル路線を占う意味で大切な一戦となる。国枝助手は「もともと頭のいい馬。前走と同じ新潟の芝1600mで行われるし、うまく対応してくれるはず」と力を込める。さらに指揮官も「いい結果を出して秋につなげたい」と意欲十分。実りの秋へ向けて確かな一歩を踏み出す。
提供:デイリースポーツ