9月14日(日)に新潟競馬場で行われる
京成杯AH(GIII・3歳以上OP・ハンデ・芝1600m)に出走する美浦所属各馬の関係者に話を聞いた。
エクセラントカーヴ(牝5・
堀宣行厩舎)について、橋本篤典調教助手。
「前走の
関屋記念(GIII・芝1600m・4着)は、久し振りに好走してくれました。道中はポジションを下げて脚をためる形でしたが、直線で前が詰まり、その点はもったいなかったですね。ただ復調気配が感じられたのは良かったと思います。
この中間は在厩して調整をし、引き続き順調に来ています。今日(9/10)は単走で追い切りました。前半は行きたがっていましたが、直線ではクビを下げて、ハミを取って走っていて良い感じだったと思います。掛かるくらい元気があるくらいの方が、この馬は良いですね。体調は良いですし、前走のように脚をためるレースができればと思います」
サトノギャラント(牡5・
藤沢和雄厩舎)について、藤沢調教師。
「前走の
関屋記念(3着)は、スタートは良くなかったですけど、内側から伸びてくれましたし、結果的には頑張ったと思います。レース後は疲れを取って、先週くらいからピッチを上げて調整をしてきました。あまり速い時計は出していませんが、元気ですし、順調です。
今日(9/10)の追い切りは、3頭併せの真ん中で、ヤル気を見せていましたよ。スピードがありますし、スピードに乗ってから素晴らしい動きをする馬です。新潟コースは回数は走ってはいませんが、それなりに結果が出ていますので、今回も楽しみにしています。ハンデも手頃ですし、頑張ってほしいですね」
ショウナンアチーヴ(牡3・
国枝栄厩舎)について、国枝調教師。
「前走の
関屋記念(6着)は、休み明けで少し重めでしたね。1度使って良くなっていますよ。今日(9/10)は
マイネルマークと
エアアンセムと3頭で追い切りましたが、この馬が先行して、直線では馬也で併入という形でした。なかなか良い動きでした。ただ前走の
関屋記念と比較をすると、今回はハンデが納得いかないんですよね。その点がどうかですね」
ゴールデンナンバー(牝5・鈴木康弘厩舎)について、鈴木調教師。
「先週は坂路で(3F)39.6秒が出ましたから、今日(9/10)は前走セーブする形でしたが、予定通りの追い切りができました。この中間も順調に来ています。距離はマイルが1番合っていますし、外が伸びる馬場になってきた点も良いですね。追い込むのがこの馬のパターンですから、流れに左右される弱点はありますが、頑張ってほしいです」
シャイニープリンス(牡4・栗田博憲厩舎)について、栗田調教師。
「前走(
関屋記念・13着)は道悪がうまくないので、ノメって走っていましたね。良馬場でやらせたいです。この馬は相手関係よりも、自分の気持ち次第のところがあります。スムーズな競馬ができれば切れる脚を使えますからね。ただハンデは軽くならないですね」(取材・写真:佐々木祥恵)