良血馬の登場だ。日曜阪神5R(芝1600m)で初陣を迎える
ジェネラルゴジップ(牡)は、栗東・平田厩舎期待の
ディープインパクト産駒。7000万円の高値を付けたクラブの募集総額が、期待の大きさを物語る。
母ゴジップガールは09年アメリカン
オークス招待S(芝10F)の覇者。日本では、05年に
シーザリオが日本調教馬として初めて米国GI制覇を決めたレースとして知られるが、後続に3馬身1/4差をつける圧勝劇を演じて能力の高さを示した。
同馬は初子。栗東坂路での動きは水準級ながら、小林助手は「まだ少し重めですが、ディープ産駒らしい、いいフットワークをする馬。性格的に初戦向きとは言えないけれど、2週続けて浜中騎手にビシッと追ってもらい、だいぶ動けるようになってきた。坂路よりもフラットなコースで良さが出そうなタイプです」と実戦での変わり身に期待を寄せる。“爆発力”を秘めた血統馬だけに、初戦から目が離せない。
提供:デイリースポーツ