マンハッタンカフェ産駒の1番人気
サトノフラム(牡、栗東・安田)が楽勝でデビュー勝ちを収めた。好スタートを切って2番手につけると、終始楽な手応えのまま直線へ。勝負どころでは2番人気の
フィドゥーシアに外から並ばれたものの、鞍上が軽く仕掛けただけでグンと加速すると、最後は後続に2馬身差をつける完勝で真っ先にゴールへと飛び込んだ。勝ちタイムは1分35秒8。2着は突き放されてからも何とか踏ん張った
フィドゥーシア、さらに首差の3着には7番人気の
ヤマニンマンドールが入った。
戸崎圭は「いい動きをしているとは聞いていたが、期待以上のセンスの良さ。追ってからもまだギアがある感じ。ノーステッキでした。先が楽しみ」と絶賛する。安田師も「王道を。どこか重賞を狙っていく」とうなずいた。なお、2着の
フィドゥーシアに騎乗した
武豊は「きょうは相手が悪かった」と、勝ち馬の強さをたたえた。
提供:デイリースポーツ