10月5日に行われる
凱旋門賞に出走する
ジャスタウェイは17日、国内の最終追い切りを行った。
出国検疫中ということもあり、午前4時の真っ暗な中、主戦の福永騎手を背に僚馬の
ゴールドシップとともに検疫厩舎を出発。約30分間のウォーミングアップのあと、軽快に坂路を駆け上がった。時計は4F53.1〜3F37.8〜2F24.5〜1F12.2秒。
「前回、ドバイに遠征した時は日本で仕上げ過ぎた感じだったので、今回は少し余裕を持たせた仕上げ。飛行機会社のストの影響で輸送時間が長くなりそうなことも考慮されて、
ゴールドシップより先行して同入するようにの指示でした。終始、手応えには余裕がありましたし、ゴール前では更に加速する感じで、いい追い切りができました。上がり運動の時も、まだ走り足りないぐらいで元気一杯でしたし、いい状態で出発できそうです。あとは無事に輸送をクリアして欲しいですね」と福永騎手。
現状では当初予定していた直行便での輸送は厳しそうだが、現地での追い切り日や調教施設を変更するなど対策は検討されており、それほど心配はなさそうだ。(取材:小原靖博)