ワールドインパクトは栗東CWで併せ馬。外の
クラリティスカイ(2歳未勝利)には2馬身後方から追い掛けた分もあり首差遅れたが、半馬身追走した内の
ムスカテール(6歳オープン)には半馬身先着し、6F81秒1-39秒0-12秒7をマークした。横山典はこの日が初コンタクト。「いい馬でしたよ。本番を見据えてのレース。勝つことが一番だけど順調に使えることが何より」と納得の表情を浮かべた。
「春は緩かった体が、今は締まっている」と、ひと夏での成長に力強くうなずいたのは友道師。「きょうも右手前で走っていたし、左回りはいい」と初コースも歓迎する。
本番ではダービー馬・
ワンアンドオンリーの手綱を取る横山典だが、そこは“仕事人”。前哨戦で結果を出し、岩田へバトンを渡す構えだ。
タガノグランパは栗東CWの3頭併せで最後方から発進。インを回り、外の2頭に1馬身半先着した。6F82秒5-38秒9-12秒1。菱田は「ダービー(4着)当時より乗りやすくなった感じがする。もたれる面はあったが、調教なので問題はない」と好感触。松田博師も「内を通った分、時計は速いが、順調に追い切れているのがいい」と満足顔だった。
提供:デイリースポーツ