“黄金配合”の先輩を追ってデビューする。
レッドメアラス(牝、栗東・須貝)は父が
ステイゴールド、母の父に
メジロマックイーン。同厩の
ゴールドシップやGI6勝馬
オルフェーヴルと同じ血統背景を持つ。
凱旋門賞に出走する
ゴールドシップが連日新聞をにぎわしている状況とあって「この馬だと紙面もつくりやすいですよね」と榎本助手は笑みを浮かべる。
無論、話題だけではない。7月下旬から入念に調教を消化し、17日の栗東坂路の最終追いでは
ローズSに出走するGI馬
レッドリヴェールとスパーリング。1馬身遅れたが、4F52秒6と自己ベストを計時した。「うちの厳しい攻めにも耐えてきた。態勢は整っていますよ」と仕上がりに太鼓判を押す。
460キロと均整の取れた馬体。乗り味は抜群に良く「乗った人がみんな褒めてくれるんです」と非凡なバネが魅力だ。力勝負の阪神マイル戦で、豪快に伸びるシーンが目に浮かぶ。
提供:デイリースポーツ