上がり33秒2の瞬発力で牝馬同士による決め手勝負を制し、3番人気の
アスカビレン(
父ブラックタイド、栗東・中尾)がデビューVを決めた。序盤は中団の外めで運び、勝負どころでポジションを上げて直線入り口では先行2頭の外へ。直線半ばからは2番人気の
ティーエスクライ(2着)とのマッチレースになったが、ゴール前でさらにギアを上げて半馬身抜け出した。勝ちタイムは1分38秒5。さらに2馬身半差の3着は逃げた4番人気の
チェルカトーレ。
ステイゴールド×
メジロマックイーンの“黄金配合”でも注目を集めた1番人気の
レッドメアラスは4着に終わった。
秋山は「馬のリズムを損ねないように乗ったらうまいこといった。ちょっとカリカリしているから今日以上にならなければ」と話した。中尾師は「強かったです。スタートも上手だったし、センスがありますね」と
桜花賞と同じ舞台での勝利を喜んだ。
提供:デイリースポーツ