7頭ながらも将来性豊かな好メンバーが集った一戦。そのなかでも単勝1・8倍の抜けた1番人気に支持された
ダノンメジャー(栗東・橋口)が、期待に応えてデビュー2連勝を飾った。前半5Fが62秒2と淡々とした流れを後方2番手でじっくり構えると、鞍上の小牧は迷いなく外を選択して進出を開始。全馬が横一線に広がった激しい追い比べを、大外から脚力の違いを示して抜け出した。勝ちタイムは1分48秒4。半馬身差の2着は好位から伸びた4番人気の
シングウィズジョイ、さらに1馬身1/4差の3着には先行した3番人気の
グランカマラードが入った。
小牧は「見た目よりも楽だった。大したものだよ」と満足げ。橋口師は「これで十分(大きなところが)意識できる」と笑顔。この後は
京都2歳S(11月29日・京都、芝2000m)から
ホープフルS(12月28日・中山、芝2000m)と、重賞に格上げされた2戦を目指す。
提供:デイリースポーツ