スピードに注目だ。土曜阪神5R(芝1200m)で初陣を迎える
エイシンアリエル(
父サクラバクシンオー、栗東・坂口)は、芝の短距離戦(6、7F)で6勝を挙げた
エーシンダックマンの全妹。兄はGIIIの2着2回が最高で、重賞にはあと一歩手が届かなかったが、ハナを譲らない強気の走りで多くのファンを魅了した。
17日には栗東坂路で4F51秒9の好時計をマーク。24日も坂路で4F55秒0-39秒6-12秒8を記録し、併せ馬で上々の動きを披露した。最終リハを見守った坂口師は「馬場が悪かったことを思えば時計はまずまず。動きも悪くなかった」と納得の表情だった。
兄との比較では「タイプが違う。妹の方が体がゆったりしているし、距離の融通は利くかも」と奥深さを感じているが、「気性は前向き。ゲートの出もまずまずだし、スタート次第では初戦からやれそう」とV発進の手応えは十分だ。来春のスター候補の走りに、初戦から目が離せない。
提供:デイリースポーツ