直線では鞍上・浜中が後続を確認する余裕。1番人気の
スティーグリッツ(牡、父
ハービンジャー、栗東・友道)が1分49秒5のタイムで完勝発進を決めた。中団後方から勝負どころで外を回って進出し、あっと言う間に前のグループをのみ込む。急坂で追いだされると一気にリードを広げた。祖母が93年
マイルCSの覇者
シンコウラブリイの半妹で、
母サンタフェソレイユが06年の
フェアリーSの2着馬。近親に12年
朝日杯FS2着の
コディーノなどがいる背景からも将来性を感じさせる。なお、1馬身3/4差の2着は3番人気の
ラウレアブルーム、さらに1馬身半差の3着には2番人気の
センターピースが入った。
浜中は「不利がないように外へ出しました。ここでは力が違いましたね」と評価する。友道師も「強かったですね。1800m以上が合いそう」と手応えをつかんでいた。
提供:デイリースポーツ