ロスのない立ち回りで接戦をものにした。好位を追走した6番人気の
ナンヨーテンプル(牡、
父ゼンノロブロイ、美浦・奥平)が2分4秒8のタイムでデビューVを決めた。荒れた最終週の馬場でも、道中、直線と最内ぴったりのコース取り。残り200mで反応良く抜け出すと、外から脚を伸ばした3番人気
カカドゥ(2着)の追撃を首差で抑えてゴールした。さらに首差の3着は7番人気の
アキトプレスト。1番人気の
グランシャリオは2番手追走から伸びを欠き5着に敗れた。
「レースぶりがいいね。仕掛けてからもしっかり反応できていた」と柴田善はセンスの良さを称賛。奥平師も「距離が延びても良さそうだし、まだこれから良くなる。次は東京で走らせてみたい」とうなずいた。
提供:デイリースポーツ