スプリンターズSを
スノードラゴンで制した高木厩舎が、余勢を駆って3歳馬
ウインマーレライを送り込む。「初の古馬相手でも、距離適性を重視した。楽しみにしている」と高木師の鼻息は荒い。
最終追い切りは美浦Wで僚馬
マイネルフロスト(3歳オープン)との併せ馬。0秒6追いかける形でスタートし、直線では内へ。楽な手応えのままゴール板を駆け抜けると、5F70秒0-40秒2-12秒4のタイムで併入に持ち込んだ。
手綱を取った松岡は「休み明けにしては上々の動き。距離は1800mまでなら大丈夫だけど、折り合いに注意したいね」と笑顔を見せると、「前走の
ラジオNIKKEI賞を勝った時のイメージで騎乗したい。前々で流れに乗って粘りたい」と気合を入れた。
2週連続重賞Vを狙う高木師も「この中間はカイバをしっかり食べているし、ひと夏を越して
パワーアップしている。結果次第では今後のローテの幅が広がるね」とニヤリ。勢いに逆らってはいけない。
2頭出しで
毎日王冠へ挑む音無勢の
ミッキードリームと
ダノンヨーヨーは栗東坂路で併せ馬を行い、ゴールでは併入した。「いい併せ馬ができた」と音無師。ミッキー(4F52秒0-38秒2-12秒4)について「
中京記念2着があるし、左回りも駄目じゃない。馬場が渋って他馬が苦にすれば」と雨を求め、ダノン(4F52秒0-38秒3-12秒4)については「帰厩当初、悪かった毛ヅヤが良くなってきた。今回はしっかりとつくったので」を前向きに語った。
提供:デイリースポーツ