ローズS1着後、栗東に滞在して調整されている
ヌーヴォレコルト(美浦・
斎藤誠厩舎)。今朝はCWで、
松永幹夫厩舎の2頭との併せ馬で、
秋華賞の最終追い切りを行った。
アムールブリエ、
ゴッドフロアーが先行して、それを1秒近く後方から追走する形。前半はペースが遅めだったが、3コーナーからラップが速くなり、前との差が開きかけたが、内に進路をとったこともあり、逆に前との差が詰まった感じ。この箇所で、馬のスイッチが入ったのか、一気に加速して、直線に向くと、あっさりと前を交わしてしまった。
ただ、そこから
ゴッドフロアーが追いついてこようとしたので、
ヌーヴォレコルトは再び伸びた感じ。追われてからの伸びも素晴らしく、時計は6F81.9〜5F66.3〜4F51.3〜3F37.6〜1F12.3秒と、全体の数字が速い上にラストの時計も秀逸。栗東滞在のアドバンテージを最大限に活かした「強気の攻め」で万全の仕上げを施してきたように思える。(取材・写真:井内利彰)