「2歳新馬」(東京3R・ダート1600m)
後続を大きく引き離してゴールイン。4番人気の
キョウエイインドラ(牡、
父スウェプトオーヴァーボード、栗東・矢作)が1分38秒6のタイムで圧勝した。労せずハナを奪うと独り旅。直線を向いて、さらにリードを広げて余裕のフィニッシュを決めた。1番人気の
アグスタはあおり気味のスタートから道中は中団を追走。直線半ばで外へ出して目立つ伸びを見せたが、7馬身差の2着まで。さらに1馬身3/4差の3着には2番手を運んだ11番人気の
コスモサビクが粘り込んだ。
「気が入ってしまって、返し馬でもレースでも止まらずに走ってしまう感じ。これで勝つのだから力があるんだろうね。うまく気持ちをコントロールできるようになるといいね」と田中勝。矢作師も「予想以上。時計的にも満足」とうなずいた。「次も勝てるようなら、川崎とかも」と
全日本2歳優駿(12月17日・川崎、ダート1600m)を視野に入れた。
提供:デイリースポーツ